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クラブハウス内には本田圭佑選手となでしこジャパンの熊谷紗希選手のユニフォームが並ぶ。熊谷選手はソルティーロのなでしこクラスのアドバイザーを務める。

サッカー日本代表の本田圭佑選手がプロデュースするスポーツ施設「ZOZOPARK HONDA FOOTBALL AREA」が、2016年3月に幕張にグランドオープンしました。「スポーツを通して子供の可能性を育て、多世代が交流する場にしていきたい」と語る総責任者の鈴木良介さんに、本田選手の想いや、この施設から発信する取り組みをお聞きします。
※ ZOZOPARK HONDA FOOTBALL AREA(現地より約1,360m)

現役トップの本田圭佑選手が
サッカースクールを始めた理由。

  • フラットな平屋建てのクラブハウス。バリアフリーなウッドデッキは誰もが行き来しやすい。
  • ──「ZOZOPARK HONDA FOOTBALL AREA(以下、ゾゾパーク)」は地域のスポーツ振興とコミュニケーションの場としてつくられ、すでに近隣の学校のクラブ活動や地元サークルに活発に利用されていています。また、本田選手がプロデュースする「ソルティーロ ファミリア サッカースクール(以下、ソルティーロ)」のホームグラウンドでもあります。
    鈴木さんは本田選手とともにソルティーロを立ち上げ、ゼネラルマネージャーとして活躍されていますね。
  • 鈴木:本田との出会いは、2010年の南アフリカワールドカップの後のことです。そのとき彼からサッカースクールの構想を聞き、「夢は人を大きくする。夢は人を強くする。子供たちに夢を与えたい」という彼の想いに共感しました。
    その後、僕もイングランドサッカー協会で指導者ライセンスを取得するなど、欧州でサッカー指導を学び、2012年にソルティーロを立ち上げました。2016年4月現在で関西、九州、東京に約65校を開校しています。2018年のロシアワールドカップまでに、海外も含めて300校を目指しています。
  • ──日本代表でありACミランでも活躍中の本田選手が、子供たちのためにソルティーロを設立し、多忙な合間を縫ってイベントに参加して子供たちとふれあっています。その情熱はどこからくるのでしょうか?
  • 鈴木:現役プレーヤーだからこそ、子供たちにじかにその姿を見せることが大切だと、彼自身が感じているからです。
    本田が子供の頃、通っていたサッカースクールに引退した選手が来て教えてくれたことがあったそうです。お父さんたちは「すごい選手だったんだぞ」と喜びましたが、彼はその方の現役時代を知らないのでピンとこなかったと。子供たちにとっては、今現役でバリバリ活躍している選手こそが憧れの存在なのです。
  • ──子供のときの想いを、本田選手は今でも覚えているんですね。
  • 鈴木:だからこそ、本田がセリエAの試合で経験していること、世界レベルの空気を、リアルタイムで子供たちに伝えることが大切だと考えているのです。
    実際、子供たちは本田圭佑に会い、彼の言葉を聞くと、一瞬で変わる。具体的な夢のビジョンを持てるのです。そういう力を持つ彼が積極的に子供の育成に関わってくれることは、僕ら現場の指導者にとってすごくありがたい。もちろん本田もずっと現役であり続けるわけではありません。本田の意志や考え方をコーチに伝え、そこから子供たちに伝えていくことが僕の仕事。本田がソルティーロを通してやりたいことを、コーチやスタッフの手で少しでも実現していきたいと考えています。

サッカーを通して、
子供たちを世界に通用する大人へ育てたい。

  • ──ソルティーロではスペイン人コーチによる特別講座や英会話教室など、世界を体感する取り組みをしていますね。
  • 鈴木:普段のトレーニングから、子供たちに常に世界を意識するよう働きかけています。でもそれは決してサッカーのためだけではありません。
    サッカーというツールを使って、大人になっていくために必要なことを学んでもらいたいと思っています。海外の人や新しい価値観にふれることは、全ての子供たちにとって大きな意味があると思います。

    ──たとえばスペイン人コーチの特別講座では、サッカーの技術以外にどのようなことを学べるのでしょう?

    鈴木:いちばん大きいのはコミュニケーション力です。いつもは日本人コーチに教わっている子供たちが、言語の違う人に対してどうやってコミュニケーションをとるか、自分で考え実践する場でもあるのです。言葉が通じなくても、ボディランゲージを使ったり、知っている英単語を並べるなど、気持ちを伝える方法はいくらでもあります。それを自分で見つけてトライすることで、子供たちに気づきや学びが生まれる。そういう場をつくっていくことが大事だと思うのです。


  • 王子スタジアムで開催された「スペインメソッドクリニック」。


    ゾゾパークで開催された「SOLTILO CUP KIDS 2015」
  • ──自分で考え実践する。それはソルティーロの指導理念「自分で判断・決断できる」力を身につけることにも通じますね。
  • 鈴木:ええ、僕らはスポーツを通じて子供たちに勝利することの厳しさを教え、社会に出て活躍する力をつけてほしいと思っています。それには大人が判断を与えるのではなく、子供たちが自分で考え、決断する力を身につけることが大切なのです。

サッカーだけじゃない、
多世代が集うコミュニケーション施設に。

  • ──幕張エリアに暮らすサッカー好きな子供たちにとって、ゾゾパークという存在はとても大きいものになりそうですね。
  • 鈴木:ソルティーロは全国に教室を開校していますが、ゾゾパークは初めてのホームグラウンドです。この施設と一緒に育った子供たちが、ソルティーロを卒業した後も帰ってくることができる場所。自分と同じ場所で育つ後輩とつながれる場所。そんな場所をつくりたいとずっと思っていました。
    ただ、ここは子供たちだけの場所ではなく、多世代が集う豊かな場所であってほしいのです。
  • ──たとえば欧州クラブチームのクラブハウスのようなものでしょうか?
  • 鈴木:海外とは文化が違うので一概に同じものはつくれませんが、ヨーロッパなどサッカーが盛んな国々では、試合会場やクラブハウスにおじいちゃんやおばあちゃんたちも当たり前にいて、一緒にチームを応援したりしています。ゾゾパークもそんなふうに、子供からお年寄りまでが集える場所にしたいんです。
    いろいろな世代の人間が集まり、子供たちに気軽に声をかけたり、コミュニケーションが生まれる場にできたらいいなと思っています。
  • ──ゾゾパークでは、クラブハウスがサッカーコートに囲まれるように建っていてフィールドと一体感がありますね。
  • 鈴木:クラブハウスの一部はガラス張りになっていて、室内からフィールド全体が見渡せると同時に、外からもクラブハウスの様子が伺えます。利用者が着替えや食事、休憩などでクラブハウスに集まり、交わり、ここを起点にコートに出ていく。そんな動線を考えたら、自然とこの形になりました。
  • コートに面してガラス張りになっているクラブハウス。プレーヤーと同じ目線で眺めることができる。
  • ──ゾゾパークはサッカーやフットサルだけでなく、テニスコートとしての利用も可能とのこと。さらにゴルフ練習場もあり、クラブハウス内にはヨガなどができる部屋もあります。幅広い方が利用できそうですね。
  • 鈴木:休日に家族でゾゾパークに来て、子供はフットサルコートで遊び、お父さんお母さんはテニスやゴルフ練習など、家族みんなで楽しめる総合型のスポーツ施設を目指しています。子供にもサッカーだけにこだわらず、いろんなスポーツの選択肢を与えたい。サッカーが得意な子はサッカーしかやろうとしない傾向にありますが、多様なスポーツをやることで空間認知能力や上半身の運動能力が育っていくのです。
  • 土日や祝日の朝にフリーパークとして無料開放を始めました。たくさんの親子連れの方に遊び場として使っていただいています。テニスとゴルフのジュニアスクールも始める予定です。お母さんや女性を対象にしたフットサル、ヨガスクールも始めています。スタッフの中に理学療法士や柔道整復師の資格者がいますので、シニア向けプログラムも開発中です。

街をあげてスポーツを楽しみ、盛り上げる文化がここにはある。

  • ──2015年12月、千葉県立幕張海浜公園内に「(仮称)JFAナショナルフットボールセンター」の設置に向けて、公益財団法人日本サッカー協会と千葉市が基本協定を締結しました。
    幕張エリアはこれからますますスポーツの拠点として注目されていきますね。
  • 鈴木:そうですね。最近では、なでしこジャパンの活躍もあり、女性のサッカー人気も高まっています。ソルティーロ幕張校では、なでしこジャパンの熊谷紗希選手をアドバイザーに招いて、女子を対象にした「なでしこクラス」も始まったところです。
  • ──鈴木さんから見て幕張エリアの可能性をどう思われますか?
  • 鈴木:街をあげてスポーツを楽しみ、応援しようという文化が根づいている。スポーツの盛り上がりが期待できる場所という点で、とても魅力的ですね。最近はスポーツ以外の選択肢が増えて、スポーツに興味を示そうとしない子供たちも多くなっています。ゾゾパークが身近なスポーツ文化の発信地となり、多くの子供たちにとってスポーツの入り口としての場を提供するのは非常に意味があることだと思っています。
  • ──幕張エリアで鈴木さんのお気に入りの場所は?
  • 鈴木:僕は出張先などで空き時間があれば、その街でランニングコースを見つけて走るのが楽しみなんです。幕張にいるときは、美浜大橋を渡って検見川の浜から稲毛海浜公園まで続く「幕張稲毛シーサイドランニングコース」を走っています。海沿いの景色が美しくてとても気持ちがいいんですよ。
    (インタビュー 2016年4月7日)
  • クラブハウスからはコートの様子がよく見える。このときは幕張総合高校のサッカー部が練習中。

ZOZOPARK HONDA FOOTBALL AREA千葉県千葉市美浜区若葉3丁目2-17
tel. 043-215-7444
営業時間 平日9:00~22:00、休日7:00~22:00
年中無休 (コート整備等の都合による休業あり)
http://honda-sports-land.com/zozopark/

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当日のご予約も承っております。0120-313-173 へお電話ください。
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1月20日(土)より、第Ⅰ街区最終期 建物内”新”モデルルームグランドオープン! ご見学の際は、グランドエントランスへお越しください!